第1回修行の感想

第35期 R.O.

3日間の修行を終え日常生活に戻り、今、特に印象深く思い出されることは食事の作法です。全員が一斉に席につき、無言で食事を終えます。食べ残しは認められず、更にお茶を用いて食器を拭い、そのお茶は飲み干します。ごはん茶碗にお茶を注ぐことも驚きました。

最初は食器を拭ったお茶を飲むことに抵抗がありました。「これも修行」と一気に飲みました。いろいろな味が混じり、何とも言えないお茶でした。3年続くコロナ禍で黙食は慣れていましたが、咀嚼音、食器の音に気をつけながら急いで食べることに緊張していました。

食事の流れもわかり慣れてくると、個々の食材の味、風の音、鶯の声、食材を調達し調理して下さった苦労に思いが至るようになりました。与えられることを当たり前に考えている自分、慣習にとらわれている自分に気づきました。「いただきます」とは、命をいただきますということだと学び、自分の命も他の命の役に立てるよう使わないといけないと思いました。感謝の気持ちと、とらわれない心を、まずはこのスタートの時に大切にしていきたいと考えます。

※今期36期の募集を始めています。詳しくは『入塾のご案内』をご覧ください。

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