〝今〟読んでほしい本

日本中に不安が蔓延しています。

こんな時に読んでいただきたい本があります。

東京国際仏教塾の特別講師を引き受けてくださっている中野東禅師の著書『煩悩の整理学』(春秋社刊)です。

「煩悩って、除夜の鐘のこと?」「108個だよね」

煩悩と聞けば、誰もがぱっと思いつくものは、そんなことでしょう。

著書には「煩悩は、あやまった行為を引き起こし、苦しみをつくり出し、迷いのくりかえしの世界に人間をつなぎとめるものといわれる。」(『煩悩の整理学』より)と書かれています。

生きている以上、煩悩まみれ。人間である以上、迷いながら選択する日々。煩悩と離れることはできません。ただ、咳をする人を巡った電車内の喧嘩も煩悩が引き起こしていることなのかもと思うと、煩悩への対処法が少しだけ理解することができます。「輪廻には、堂々めぐりの意味がある。怒りに刺激されて怒りが増幅し、他のおろかしさを誘発しつつ拡大してゆくのはまさに輪廻である。」と書かれています。つまりは、煩悩を輪廻させない。怒りを増幅させず、同調せず、冷静に対応することが重要のようです。

仏教は思いもかけず役立ちます。不安だらけのこの時期、『煩悩の整理学』は心の安定剤(本)になる可能性は大なのですから。

Amazonなどでも取り寄せられますので、いいタイミングと思い、じっくり読んではいかがでしょう。

 

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