浄土宗専門課程を修了して
浄土宗コースの最終授業は、3月26日、東京練馬区の光明園で行われました。
本コースは通学体制で行われ、講義は炭屋昌彦師、吉水岳彦師、金田昭教師、佐藤蓮洋師が、また法式実習は小西法栄師と佐藤師が担当され受講生の皆さんは5か月間にわたり、浄土教学と法式を学んできました。
最終回初日の午前は炭屋師から「受戒」についての講義。戒律の特質について学びました。午後は法式実習です。この日は考査もあわせて行われました。
本コースでは「浄土宗信徒日常勤行式」を一人で唱えることができるようになることが目標です。
この日、受講生は本尊の前に着座し、鏧、木魚などの犍稚物(鳴らし物)を用いながら開経偈、一枚起請文などの経文をお唱えし、佐藤師、小西師から注意点の指摘を受けておりました。その後、小西師から弥陀三尊を讃歎し礼拝する「三尊礼」の解説があり、その練習を行って1日目は終了しました。
翌日も戒律に関する講義が行われ、「円頓戒」とは何か、その実践方法について学びました。そして午後には御礼法要をもって終了となりました。
受講者は考査、レポート、出席日数の要件を満たし、無事修了の運びとなりました。参加者の中には臨床宗教師を目指す方もおられ、これからも浄土の教えを学び続けていきたいとのことでした。
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