第35期 第2回修行体験が修了!

千葉県にあるマザー牧場のほど近くに鹿野山禅青少年研修所はあります。こちらで第35期生の2回目となる修行体験がA班、B班が修了いたしました。

予報通り、台風や梅雨前線の影響を受けて大雨、時折晴天と不安定な天気です。列車が遅れるなどのトラブルの中、参加者の皆さんは研修所の大玄関に無事、到着。

バスから降りて研修所へ向かう道すがら、気付かれましたか? 両脇の草が刈り取られていたことに。塾生の皆様を迎えるために、午前中の雨の中、大熊信嗣学監と丸山芳史事務局長ふたりだけで道を整えていたのです。また、宿泊中の作務、外掃除や床拭き、風呂掃除など、自分たちが使ったものをきれいにするためと思われていたかもしれません。正解です。しかしそれだけではなく、前出の小道を含め、すべての作務が禅の「身、息、心を整える」ことに通じています。修行体験の全てを通して、リアルに仏教や禅の世界観を体感していただくことが目的で開催されているのですから。
臨済宗・常禅寺の高野公義和尚の警策をいただいた方もいらっしゃるでしょう。和尚もおっしゃっていますが、実際の修行僧の場合と比べ、半分以下の力で与えてくださっています。臨済宗・開眼寺の柴田文啓和尚の講和「宗教と社会」はいかがでしたか?この内容は、のちほど『佛教文化』や当サイトでも紹介いたしますので、再度、じっくりとお読みください。
食事の作法ひとつにも意味があり、厳しさや難しさもありの、あっという間に過ぎた二泊三日だったと思います。その様子の一部を3分程度の動画にいたしました。ご覧ください。

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