特別展「京都・南山城の仏像」が東京国立博物館で開催!
今年3月に5年をかけた保存修理が完了した浄瑠璃寺九体阿弥陀像。これを記念して、東京国立博物館で、奈良国立博物館に続いて、浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「京都・南山城の仏像」が開催されます。
京都府の最南端、奈良市に隣接する山城国、現在「南山城(みなみやましろ)」と呼ばれるこの地は、なだらかな山間を木津川が流れる風光明媚な場所。仏教伝来後、7世紀にはすでに寺院の建立が始まりました。
平安時代末期に創建された浄瑠璃寺本堂には、今回、修理が完了した国宝9体の阿弥陀如来像が安置されています。
鎌倉時代には、興福寺で学んだ解脱上人貞慶(げだつしょうにん じょうけい)が笠置寺(かさぎでら)から海住山寺(かいじゅうせんじ)へと拠点を移し、南都の戒律復興に努めました。江戸時代には、各地で念仏を広めた袋中(たいちゅう)上人が晩年に瓶原[木津川市]を拠点にするなど、各時代を通じて日本仏教の聖地であり続けました。
俗世を離れた聖地「南山城」といわれるだけあってアクセスが難しく、東京からではリアルに拝見する機会が少ない貴重な展覧会です。この機会に、ぜひ、ご覧ください。こちらの展覧会の観覧チケットを2組4名様、プレゼント予定です。詳細は、近日、こちらのコンテンツ「塾の伝言板」でお知らせいたします。
浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「京都・南山城の仏像」
公式サイト : https://yamashiro-tokyo.exhn.jp
会 期:2023年9月16日(土)~11月12日(日)
※会期中、一部の作品は展示替を行います。
開館時間 :午前 9 時 30 分~午後5時 (入館は閉館の 30 分前)
休館日:月曜日(ただし、9月18日、10月9日は開館)、振替休館が9月19日(火)、10月10日(火)となります。
観覧料:当日一般1,500円 大学生800円 高校生500円 (いずれも当日券)
会場:東京国立博物館 本館特別5室 https://www.tnm.jp
〒110-8712 台東区上野公園12-9
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
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