第35期 浄土念仏修行が行われました

鍵和田充生先生から指導を受ける。

第35期 前期課程最後の行事となる「浄土念仏修行」が、東京国際仏教塾 千葉教場がある光明寺にて、2023年9月15日〜17日の3日間にわたって実施されました。この修行は、第1回妙厳寺(法華)修行、第2回鹿野山(禅)修行のどちらかを欠席した方は必須になります。
なお第35期の塾生であれば1日のみの体験も可能ということもあって、3日間で述べ、54名が参加しました。

毎日、午前は読経・講座・作務、午後からは別時念仏行・礼拝・講座となります。

鍵和田先生による細やかな五体投地のレクチャー。

今回は、浄土宗専門コース講師の鍵和田充生先生と大熊信嗣学監が指導にあたりました。鍵和田先生は浄土宗の行である念仏行と礼拝行を担当。念仏行は、木魚を打ちながら「ナムアミダブツ」をひたすら唱えていく行です。全員に木魚が配られて念仏を唱えてみます。はじめのうちは木魚の音がバラバラでしたが、しばらくするとピッタリと合い、お念仏を唱える呼吸も揃って、しばし念仏三昧の境地を経験しました。

鍵和田先生からは、ご自身の修行体験やお寺での体験談をいただき、塾生にとって有意義な時間となりました。
大熊学監は3日間で5回の講義を担当。1日のみの参加でも念仏門の仏教を理解できるように工夫されていました。

3日間を通して参加された方は、仏教における念仏の教えの理解がより深まったことでしょう。
※詳細は、『佛教文化』秋・212号に掲載しています。ご覧ください。

大熊学監から念仏の唱え方や意味の説明も。

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