専門課程 臨済宗 ご縁と得度

第34期 Y.A.

今回の講座に関わられた臨済宗の諸先輩方は、皆様在家出身という方々でした。柴田住職は在家出身の方で、臨済宗妙心寺派で活性化委員を務められており、在家出身僧侶の育成にご尽力されております。看坊職松村氏は仏教塾23期生であん出身、指導に当たられた村田師は仏教塾32期生で安居会2回生、二度ご一緒いただいたN.Y.さんは仏教塾33期生で、得度していて、今年から安居会に出席されます。

安居会というのは、私も知らなかったのですが、事情により修行道場に行けない人のために、妙心寺派で運営している得度後の僧侶育成機関です。

臨済宗専門課程の講義内容は得度につながる内容となっており、夜の座談会の際、松村師から、得度は意識していますか?との質問をいただきました。また、得度後の在り方についても、安居会の内容を含め、両師から丁寧にご説明をいただきました。私は、この2月に定年後の再雇用を終え、行政書士事務所を開業したばかりでしたので、安居会出席に腰が引けていたのですが、最終回に松村氏に、安居会出席を前提に得度の意思をお伝えしました。諸先輩方の親身な御指導で、一歩前に踏み出すことができたと思っております。早速、松村師から得度の師として、ご友人である原和尚をご紹介いただき、弟子となることを認めていただくことができました。原和尚も在家出身で、60歳を過ぎて安居会から僧侶になられた方です。

多くの方々とのご縁をいただき、この後の得度・来年8月の安居会へ進んでいくこととなりました。どこまで進んでいけるかわかりませんが、精進してまいりたいと考えております。

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