仏教を学ぶとは…

仏教は「なんだか、難しい」「敷居が高い」と感じられている方も多くいらっしゃると思います。しかし、人間の「苦悩」をどう克服するかを教えてくれる宗教が、仏教です。

考えてみてください。苦悩の起因、生老病死で悩んでいるのは、人間だけ。
部屋で大きなあくびをしているわが家の猫は、そんなことを悩んでいる気配は全くありません。

では、人間のこの「どうしようもないこと」を理性で解決できるのでしょうか?
理性では、どうにもなりません。

科学的に解決できるのでしょうか?
 X(旧Twitter)、テスラやスペースXなどのCEO、イーロン・マスク氏が解決したというニュースは、いまだ聞いたこともありません。

約2500年前に誕生されたお釈迦様も私たちと同じように悩まれ、これが出家の動機になりました。約6年間、どんなに苦行を行っても、この苦悩の答えを得ることはできませんでした。ただただ疲労困ぱいするだけ。なんでだろう?と思われたことでしょう。

そしてたどり着いた答えが、お釈迦様の「さとり」。
いわば、お釈迦様が悩んで、苦労して、やっとさとったことが、仏の教え=仏教です。

仏教を学ぶ時「なんだろう、この言葉、この単語」と立ち止まってしまうことがあるかもしれません。投げ出したくなることもあるでしょう。
こちらも考えてみてください。
お釈迦様が言葉で述べられていたものが口伝に、そして文字になり、長い時間や国を越えて、私たちのところまで届いたのですから、現在の言葉では「?」と理解不能になるのは当たり前。

一歩ずつ学んでいけば、お釈迦様が伝えたかったことが、次第に心に沁みてきます。

「知らないよりも知る」、「学ばないよりも学ぶ」が、生きることを楽にしてくれる方法であり、それが仏教だということです。

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