入塾から得度へ。答えを見つけるための充実時間
第33期 C.A.
東京国際仏教塾を卒業して、早くも2年経ちました。
私の入塾のきっかけは、寝たきりのお年寄りに鍼灸の施術を行っていた時「人は死んだあとはどうなるの? 天国というけれど、本当に行けるの?」という問いかけからです。
私自身、何ひとつ答えを持っていなかったことに気がつき、インターネットであれこれ検索しているうちに、東京国際仏教塾を発見。すぐに応募、無事に入塾させていただきました。
前期の入門課程が終わる頃には、後期の専門課程へ進もうと考えていたものの、特に希望する宗派もなく、それならば「塾長の宗旨」という理由で、浄土真宗を選びました。
卒業後は得度を視野に入れて、同期の仲間と一緒に得度のための講習会に参加して、試験にも合格。無事、得度式を受けることができ、僧名もいただきました。
その後も、光明寺学院に入学し、勉強を続けました。毎月の授業を受けるとともに、所属するお寺の法要にも僧侶として出させてもらい、今では入塾の動機となったことについて、自分なりに答えを見いだしています。
このほかにも、各地で行われている『お寺deマルシェ』の企画に参加したり、お手伝いをしたりするうちに、たくさんの人たちと知り合うことができました。
仏教とは全く縁がなかった私にとって、仏教塾は充実した日々を送るきっかけを作ってくれた場だと、感謝の気持ちでいっぱいです。
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