どんどん広がる禅の学び

第32期　M.M.

今、子供と向き合う仕事をしながら、仏教を学んでいます。

第32期生として、東京国際仏教塾に入塾し、曹洞宗専門課程を2020年3月に修了・卒業しました。そして同年9月に、中野東禅先生から在家得度（受戒）をいただき、菩提寺にも報告いたしました。菩提寺では、本堂での40分の坐禅と講話があり、尼僧様の講義では『修証義』や『典座教訓』を教わっています。

また、昨年34期の専門課程で、再度、曹洞宗を履修し、道元禅師が最初に道場を開かれた興聖寺様での専門課程を修了しました。曹洞宗は、いろいろな寺院で学ぶことができ、今年度の第35期生の専門課程は、新宿瑠璃光院や町屋光明寺が開催場所になりましたが、助手として、塾生の方々のお手伝いをしています。

私事ですが、昨年12月に母が旅立ちました。葬儀社の方と相談の上、中野東禅先生のお経の傍訳を参列してくださった若い方たちに配り、ともに読経し、内容を理解してもらいました。

塾卒業後も、こうやってたくさんのご縁をいただきながら歩んでいます。
いつも穏やかな気持ちで、子供たちや同僚と接することができ、これも学びのおかげと感謝しています。私にとりましては、塾から広がるご縁で、充実した還暦1年ライフになっています。

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