座禅について(第23期スクーリング特別講義)
瞑想は、スリランカ、ミャンマー、タイにもあります。日本では、真言宗は阿字観といい、天台宗は止観といいます。瞑想というのは仏教の基本なのです。お釈迦さまは坐禅でお悟りをされました。ただ、メディテーションの中身が問題なのですね。
坐禅というのは仏教の基本なんですが、禅というのは、インドの言葉でジュハーナ。これを中国語で、音写いたしますと禅那と書くのです。座るから坐禅となるのです。瞑想の中身は、気持ちが定まることだから禅定、それを基本にするから禅宗というのです。禅という字には意味がないのです。発音だけ写したものです。
※上記は第23期のスクーリングの講義内容の冒頭を紹介したものです。
※さらに詳しい内容を知りたい方は、冊子「佛教文化」000号をご覧ください。