2021年11月16日 渡辺章悟先生 講義記録 大乗仏教の柱としての第二の転法輪 一、はじめに 「大乗仏教の柱としての第二の転法輪」というテーマでお話いたします。大乗仏教の思想というのは、これからお話しするものばかりではなくて、たくさんの思想があります。それぞれの経典がそれぞれの思想というのを持ってい […]
2021年11月11日 塾の伝言板 なにをどう選ぶ…① 先日行われた選挙を振り返りつつ、「なにをどう選ぶ…」を考え、3回のコラムにいたしました。 選挙とは、辞書を引くと「多くの中から投票などにより適任者を選び出すこと」とあって投票による選抜を思い浮かべますが、もともとは中国の […]
2021年11月9日 小峰彌彦先生 講義記録 日本仏教史 ―神と仏教の関係を柱に考える― 日本の仏教を考えると、歴史学の視点からの仏教の見方が基本ですが、それだけだと案外見落とされていることもあります。そこで今回は、仏教の立場からとらえた日本の仏教史を見ていきたいと思います。 たとえば、神社とお寺はまったく別 […]
2021年11月4日 塾の伝言板 感傷的な日本人② 東京国際仏教塾第12期の記念講演で鎌田茂雄先生にお話しいただいた内容を、一週間に1回、計5回に分け、ご紹介いたしました。 今回で最終回となります。学び多き内容に感謝いたします。 「物には栄枯あり。 人には死生あり」。 物 […]
2021年10月28日 塾の伝言板 感傷的な日本人① 東京国際仏教塾第12期の記念講演で鎌田茂雄先生にお話しいただいた内容を5回に分け、一週間に1回、ご紹介しています。 今回は、その第4回目です。 日蓮さんや日本人が説く場合と感じが随分違う。 現実的に病とか死というものに中 […]
2021年10月21日 塾の伝言板 現実的な中国人② 東京国際仏教塾第12期の記念講演で鎌田茂雄先生にお話しいただいた内容を5回に分け、一週間に1回、ご紹介しています。 今回は、その第3回目です。 今度は、 死のことはどういうときに考えるかと言いますと、 名誉や利益は飴のよ […]
2021年10月14日 塾の伝言板 現実的な中国人① 東京国際仏教塾第12期の記念講演で鎌田茂雄先生にお話しいただいた内容を5回に分け、一週間に1回、ご紹介しています。 今回は、その第2回目です。 中国人はあまり死ということを言わない。 日本人はそれに感情が加わってきます。 […]
2021年10月7日 塾の伝言板 定めなき習い 東京国際仏教塾第12期の記念講演で、鎌田茂雄先生にお話しいただいた内容を一週間に1回、5回に分けご紹介します。 今回は、その第1回目です 日本の仏教界でも、 死というものは、 どんな方でも、 真っ直ぐ受け止められまして、 […]
2021年9月30日 塾の伝言板 一編の詩にふれ ラジオから流れてきた詩に、パソコンのキーボードを叩いていた手が止まりました。 「生きているということ いま生きているということ」 谷川俊太郎氏の「生きる」という詩です。 東京大学が発表した試算によると、コロナ禍によって自 […]
2021年9月23日 大洞龍真塾長 塾の伝言板 無常の中の命 釈尊は、この世のすべてのものは、移ろいゆくものであり、留まることがないということを、「諸行無常」とご覧になりました。 「諸行無常」を、すべてのものが滅びゆくという側面から見ると、「エントロピー増大の法則*」と言われている […]